わが家の食卓 in Jordan

食材、料理を通してヨルダンでの生活をご紹介します

寒い日にあたたまるサハラブ

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新年あけましておめでとうございます

寒い日が続いていますが、ヨルダンでは日本のようなまとまった年末年始のお休みはありません。
1月1日だけ new year's day でお休み、今年は木曜日でしたから翌金曜日、土曜日と週末の休みにつながりました。
子供たちは、前後期と分かれている前学期の期末テスト中です。このテストが終わると1ヶ月弱の冬休みです。
成績表は休み明けにもらいます。

寒い日には温かい飲み物を、というわけで今日はサハラブをご紹介します。
と言っても特別なものではありません、少しの砂糖をいれ澱粉でとろみを付けたミルクです。
ほんのり甘い、というのが私には意外でした。甘くする時は、しっかり甘いのがヨルダン風と思っていましたから。
茶色い粉はシナモンです。これはお好みで。
街なかでも紙コップに入れて売っていたりします。

スーパーの製菓材料売場にはサハラブとかいた箱などに入った白い粉があります。
「 サハラブの粉 」を量り売りしている食料品店もあります。
コーンスターチではないかしらとも思うのですが違うかもしれません。
「 コーンスターチ 」を見つけて買った時はもっと高価でしたから。
白くてきしむような感触の粉なのでデンプンであることは間違いないでしょう。

「 サハラブの粉 」を知らなかった頃のことです。
片栗粉の代わりを探して、ジャガイモから作った粉はありませんかと聞いたら、そんな物は無いと言われました。ではトウモロコシから作った粉と聞いたらコーンフラワーと思われてしまい ( 当然かもしれません ) やはりウチには無い、と。
最後にサハラブを作るといったら見つけることが出来ました。

とろみのついた飲み物であたたまる、葛湯と同じ発想ですね。