わが家の食卓 in Jordan

食材、料理を通してヨルダンでの生活をご紹介します

深夜にスークでお菓子を買う

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ラマダンの間、人々が活動的になるのは夜になってからです。
仕事は普段よりはやく終わります。
夕方 (日没後) の礼拝時刻を知らせるアザーンを聞いて食事をした後、
一日が始まるかのようです。
夏は日没が遅いのでーーちなみに昨日の日没は午後7時45分でしたーー
いきおい夜更かしになります。

昨日は、ラマダン明けの祝日 (イード)  のための買物に行きました。
12時頃でいいんじゃない?  ーー夜の12時、午前0時のことです!ーー
というアドバイスもありましたが、
それまでの時間、特にすることも無かったので11時過ぎには出かけました。
スークと呼ばれている繁華街 (商店街) は、
同じ目的と思われる人々でいっぱいでした。

今まさに歩道上に陳列台を広げようとしている青年、
サンドイッチや、スナックがわりのトウモロコシやヒヨコ豆を売る屋台、
風船に綿菓子。
来客用のグラスやカップ、キャンディ入れ、飾りのついたトレイ。
チョコレートやキャンディは、
店内にも歩道の陳列台にもあふれています。
深夜だということを忘れそうです。
景気がよくないというのも忘れそうです。

深夜なのに女性も子ども連れもいっぱいです。
バッグはしっかり持って気をつけて、とはいつも言われています。
離れないでついてきて、キョロキョロしないで、とも言われます。
でもこんな時間に繁華街を歩けるのは、
それなりに安全なのかもしれないと思いました。

写真は昨夜の収穫です。
前回ご紹介した自家製のお菓子はイードに欠かせませんが、
こんなお菓子やチョコレートの方が人気があるのです。