マンサフ ーー ヨーグルトのスープかけご飯
ヨルダンの食事をご紹介するならなくてはならない料理 、マンサフをご紹介します。
結婚式やお祝い事、大勢で集まっての会食などで、またお葬式でもきまって供されます。
大きなお盆にクレープのような薄いパンを敷きその上に盛りつけます。塩と油を入れて炊いたご飯に柔らかく煮た羊肉、素揚げしたアーモンド、バグドーネス (イタリアンパセリ ) などを載せ、別添えのヨーグルトのスープをかけます。伝統的には手で食べるのだそうで、上手な人は熱いはずなのに右手だけで器用にご飯をにぎって食べるとか。
食事がマンサフの時はマンサフだけで、他のもの例えばサラダが一緒に出てきたらヘンだそうです。野菜が足りないような気がして、私などはついついトッピングのイタリアンパセリやアーモンドに手が出てしまうのですが。
ヨーグルトはクリーム色の石の様に乾燥させてあるタイプのものを使うのが本当らしいのですが、そうでないタイプのものも使っています。
写真のお盆は35cm位ですがまだ小さいです。( よく使われているのは50cm位の大きさだと思います )
薄焼きのパンはなく、羊肉のほかにチキンも載っています。