ねり胡麻タヒニーヤと胡麻のお菓子ハラウェ
ここ数日、急に暑くなってきました。
たくさん付いていたオリーブの蕾があっという間に満開です。
夜の冷え込みのために片付けきれなかった冬物も、
もう要らなくなりました。
今日は胡麻から出来たタヒニーヤとハラウェのお話です。
タヒニーヤはどう見ても白ねり胡麻なのですが、日本のものより柔らかいようです。
柔らかいというよりトロリとしているので油分が多いのかもしれません。
もしかしたら製法が違うのかもしれませんが、調理する上ではほとんど変わりありません。
ほうれん草を和えたり、和風ドレッシングを作ったりもしています。
こちらでは定番のお惣菜ハンモス ( ヒヨコ豆のペースト ) や、焼きナスのペーストなどに使われています。サラダのドレッシングに入れることもあります。
このタヒニーヤを原料に、甘くして固めたお菓子がハラウェです。
砕いたピスタチオやアーモンドなどを加えたものや、チョコレート味の生地？をマーブル模様に混ぜたものなどがあります。
固めてあると言ってもスプーンで削り取れる程度のかたさで粉っぽく 、削り取ったかけらはホロホロと口の中でくずれてゆきます。
中東地域で似たようなお菓子が色々あるそうです。
