マグロのアラを料理する
今回、日本に来てよく使ったのがマグロのアラでした。
ヨルダンは内陸国ではありませんが、新鮮な魚を食べる機会はあまりありません。
一番なじみがあるツナの缶詰、オイルサーディンの缶詰には色々な種類があって、
いつでも手に入ります。
東南アジアからの冷凍品では、白身魚のフィレやエビなどもあります。
海産物に禁忌は無いようです。
写真は、一口大に切ったマグロに下味をつけて炒めたごく簡単なもの。
火が通ったところで味を整えて最後に別に焼いておいたネギを合わせました。
骨や筋の多いところからこそげた身はつくねのようにしてフライパンで焼いたり、
細かくほぐしながら炒めてゴマを加えソフトふりかけのようにしたりしました。
一番わが家で評判が良かったのは、生姜醤油で下味をつけて、
小麦粉をまぶして竜田揚げ風に調理したものでした。
赤身や血合いはどうしてもパサつきがちなので、
火を通しすぎないように注意します。
焼いたり炒めたりにはしっかり油を使った方が美味しいと思います。
いつも生姜やネギ、胡麻油など香りのあるものを使っていましたが、
ほとんどなまぐさくはありませんでした。
マグロもそのうちアラでも手軽に食べることが出来なくなってしまうのでしょうか。