新油? 新しいオリーブオイル
寒くなってきました。
この季節、毎年一年分のオリーブオイルを購入するのがわが家の慣いです。
一斗缶で購入しています。
多くの植物油は種から油を搾っていますが、オリーブオイルは実を搾っています。
搾りたては、とてもフルーティでオイルというよりジュースのような風味があります。
パンを浸してそのまま味わうのが最高です。
オリーブの実は収穫した時から酸化発酵が始まるため、良い品質のために出来るだけ早く搾油するのが重要だそうです。
ヨルダンで聞いた話ではありませんが、伝統的な製法を良しとするような地域でも、素早く搾油する技術や設備は受け入れられているそうです。それだけ品質に違いが出るのでしょう。
収穫は秋から冬に入る今頃なので、新油?の季節というわけです。
ワインの新酒の解禁日などは話題になりますが、オリーブオイルにも出来たて新油の時期があるのでした。
ところでラマダンの時にご紹介した庭のオリーブは、というと
先月下旬、夏時間が終わる頃、まだ汗ばむほどの日中の陽射しがある頃、
実の収穫をしました。
大きく綺麗なものはピクルスやオイル漬けに、残りは搾油所に持っていってオイルになりました。