わが家の食卓 in Jordan

食材、料理を通してヨルダンでの生活をご紹介します

オリーブ収穫後の話

f:id:pistacio54:20141106130740j:plain

サマータイムが終わって一週間です。
先週金曜日にもとの標準時間に戻り、日本との時差はマイナス7時間になりました。

そろそろ、いいかしらと思ってあけてみたのが写真のグリーンオリーブの塩漬けです。
10月に入る直前に収穫して ( 義母が ) 漬けたものです。この時期、庭の木から収穫したり青果店でもとめたりして一年分のオリーブ漬けを作ります。
実を洗った後、ナイフで切れ目を入れるか軽く叩いてひびを入れるかします。幾つも叩いていると台や手が油っぽくなって、搾ったらオイルが取れるということを実感します。
切れ目やひびを入れたら数日間水につけてアク抜きします。様子をみて水はかえます。アク抜き後、皮ごと切ったレモン、小口に切った生の青唐辛子と一緒に塩水につけます。塩はかなり濃いです。出来上がりは、そのままでもいいけれど少し塩抜きしたほうがいいかもしれない、と言う塩辛さでした。

オリーブオイルのためには収穫は遅めにした方がよいそうで、10月下旬になって残りの実を収穫しました。だいたいサマータイムが終わる頃の年中行事?です。実を持って行くと搾ってくれるところがあって、そこでオリーブオイルにしてもらいます。少し濁った見た目の印象よりスッキリとして香り高くフルーティな味わいです。
これとは別に、新米ならぬ新油?が出回り始めると、一年分のオリーブオイルの買い出しをします。一斗缶で買います。オリーブオイルは酸化しにくい油だそうですが、新しいものはやはり香りがいいと思います。こちらでは、パンにはバターではなくオリーブオイルとザータル ( タイムを主にしたミックスハーブ 、ふりかけ状です ) をまぶして食べています。

f:id:pistacio54:20141106133307j:plain