わが家の食卓 in Jordan

食材、料理を通してヨルダンでの生活をご紹介します

ラバネを使ってチーズケーキ

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久しぶりにチーズケーキを焼きました。

あるロシア料理の本にあった作り方を参考にして、

ヨルダンで身近な材料を使って作った濃厚なタイプのチーズケーキです。

 

用意したのは、

柔らかめのプロセスチーズと、先日ご紹介したゲシタ、そしてラバネ。

それに卵とグラニュー糖、小麦粉、レモン果汁。

全部滑らかに混ぜてオーブンで焼くだけです。

 

ラバネはごく一般的な食材で、水切りヨーグルトのことです。

( ロシア料理ではスメタナと言っていました。)

オリーブオイルをかけてディップのようにパンで掬って食べたり、サンドイッチにしたりします。

サンドイッチの具としては、

サニョーラというソーセージのスライスと組み合わせるのもいいものです。

ラバネは朝食や軽食にはよく使われる食材ですが

お菓子の材料にはなっていないようです、ヨーグルトは甘くしないのですね。

 

アラビア語で乳製品のお店はマルバネというのですが、

これはそのまま訳すなら、ラバネ屋さんとなります。

乳製品を代表するのは牛乳ではなくてラバネだったのでした。

 

写真中、透明のカップに入っているのがラバネです。

 

きょうもイフタールにお呼ばれでした。

わが家で支度をしない分、時間ができてお菓子作りをしたというわけです。