わが家の食卓 in Jordan

食材、料理を通してヨルダンでの生活をご紹介します

オクラのトマトシチュー

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長男が (日本の) 小学校3年生の時だったでしょうか、
理科でオクラの観察をして、夏休み前に鉢植えを持って帰ってきたことがありました。
実は上向きになるのですね。
収穫は2,3本だったと思います。
そういえばミニトマトやゴーヤの観察もありました。
理科に限らず日本の小学校の授業は子供にとって楽しいものになるよう工夫されていると思います。
教科書も私の子供時代に比べて随分変わりました。
体験する、自分で考える、多様性を認める、ということに力を入れているように感じます。


今日の写真はオクラのシチューです。
ヨルダンで売られているオクラは日本のお店にあるものよりずっと小ぶりで、
太陽の光をたくさん浴びたのか少し紫色がかっているものが混じっていることもあります。
小さいのでへたを取ったら切らずに丸ごと調理しています。
そのまま乾燥させたものも店頭でみたことがありますが
良いものがたくさんあった時、わが家では下ごしらえをして冷凍保存しています。

簡単に作り方をご紹介します。
羊肉や牛肉を煮込んだところに
生のトマトのざく切りやトマトピューレなどを加えてさらに煮込みます。
オクラは軽く焦げ目がつく程度まで炒めておきます。
トマトが煮えて馴染んだら、オクラを入れます。
最後に、ニンニクの薄切りをごく少量のオリーブオイルで揚焼きして香りを出し、
軽く色付いたところで油ごと加えます。
オクラが好みの柔らかさになるまで火を通し、
塩コショウ、スパイスで味を整えて出来上がりです。
好みによりますがトマト( ピューレ ) は少し酸味のあるものを使った方が美味しいと思います。
酸味を加えたい時にはレモン汁を使っています。