便利な液状ジャミードに感謝すること
ヨルダンの代表的な料理といえばマンサフ。
大きなお盆のような器に、塩と油を加え少し色付けして炊いたご飯を盛り付け、その上に柔らかく煮込んだ羊肉や鶏肉などをのせて、軽くあげたナッツとバグドーネス (イタリアンパセリ) を散らします。食べる時に別添えのヨーグルトベースのスープをかけます。
そしてこのスープに欠かせないのがジャミードという乾燥ヨーグルト。
〜この辺りのお話は以前にご紹介した通りなのですが。
ジャミード、硬い塊を削ったりしなくてもいいものが有りました。レトルトパウチになった液状ジャミードです。かなり濃く、羊肉などを煮たスープと普通のプレーンヨーグルトでのばして使っています。プレーンヨーグルトは少し酸味のきいたもののほうが合うようです。黒胡椒、生姜、クミン、シナモンなどのパウダー状のスパイスを加えて仕上げます。
実は固形のジャミードの使い方や分量などがよくわからなくて、わが家ではマンサフを作ってこなかったのですが、ヨルダンにいるのにこれではいけないと思いジャミードを買うことに。そして購入したのが写真の液状ジャミードでした。液状だと扱いが楽で量の調整も簡単です。こんな便利なものがあったなんて！
毎日の食事の支度は何処で生活していても悩みのタネだったりしますが、ちょっと便利なものがあるだけで、負担を軽くしたり、レパートリーを増やしたりできるのだと実感した事でした。
