おすそ分けいただきました! サウジアラビアの炊き込みご飯ブハーリー
今日はおすそわけにいただいたブハーリーをご紹介します。
ヨルダンに初めて来た頃、意外に思ったのはお米を使った料理が多いという事でした。
主食としてよく使われるのですが、日本のように白飯ではなく、様々な炊き込みご飯という形になります。今までおよばれや、おすそ分けなどで色々な炊き込みご飯を味わってきましたが、料理の名前がわからなかったり、似たものとの区別がつかなかったりする事も度々でした。毎回聞いて確かめるわけにもいかないので。
今日は料理名と一緒にサウジアラビアの料理という事も聞いたので少し調べてみました。サウジアラビアの料理で代表格と言えそうなのは、カプセというスパイスを効かせた少し辛い炊き込みご飯ですが、地域が変われば代表格となる料理も変わるらしいことがわかりました。ブハーリーも代表格の一つのようです。
ブハーリーはスパイスと一緒に鶏や肉を煮たスープで長粒米を炊いてつくります。お米を炊く前にスープはしっかりめの味に整えます。炒めた玉ねぎや人参などを一緒に炊き込むのですが、今日のにはヒヨコ豆も入れてありました。鶏や肉は煮た後、スパイス等を塗ってオーブンかフライパンで焼き色をつけて仕上げ、ご飯にのせます。
ブハーリーに見た目や材料が似た料理は他にもあったのですが、専用の鍋や設備を使う調理法、何種類も使うスパイスなどに違いがあるようでした。調理法が違えば、風味や食感も変わってきそうです。
いくらか調べてみたものの、見た目が似た料理の区別はまだまだ難しそうです。