アラブ風サモサ サンブーサク
"Més coses amb pasta filo" by rofi is licensed under CC BY-NC-SA 2.0
今日もイフタールに招かれてふと気付きました。
サンブーサクがほとんどのお家で副菜に出されていることに。
これもラマダン期間中の定番のようです。( ラマダン時以外でも作っているとは思います )。
サンブーサク。
何枚か重なった皮の中にスパイスで味付けした挽肉や白チーズが入っています。
ごく薄い生地を折りたたむようにして具を包んである様子や
パリッとあげられた皮の食感は
形は違っていても春巻きのようです。
ペルシアに起源があるらしく
サンブーサクという名前もペルシア語の三角形を意味する言葉から出てきたもので、
10世紀の本にはその製法をうたった詩が記録されているとか。
ペルシアや中東・中央アジアだけにとどまらず、
相当広い範囲で世界に伝えられ多様に展開したと考えられているようです。
題名にはアラブ風サモサと書きましたがこちらの方が古いのですね。
私の食後の第一印象は「アラビアン春巻き」でした。
中国人視点ではどう映るのか興味が湧くところです。