カターイフ
ラマダン期間中によく作られているお菓子カターイフ。
スークに行くと餃子の皮ぐらいの大きさの
パンケーキのような、どら焼きの皮のようなものを売っています。
皮を家庭で作る話はきいたことがありません。買ってくるもののようです。
これに、よく塩抜きをした白チーズ ( フェタに似ています )や
粗くきざんだクルミなどをあんにして餃子のような形に包みます。
オーブンで焼いて軽く焦げ目をつけ、シロップをかけたら出来上がりです。
アラブのお菓子には焼いてシロップをかけるものが多いようです。
焼かずに油で揚げる方法もあるそうです。
これとは別に少し小ぶりの皮で作る、焼かない ( 揚げない ) ままのものがあります。
こちらは皮を全部閉じず、閉じ目を上向きにして
中の詰め物が見えるように形作ります。
中身はクリームで、刻んだピスタチオなどで飾ります。
大きめのお皿いっぱいに円く並べれば
可愛く華やかな感じになって見映えがします。