「 ご飯があって鶏が載ってる 」
初めてヨルダンにきた頃、
意外に多くお米を食べているのに少し驚いたものでした。
1日の食事で中心になるのが昼食で、
主食はほとんどお米でした。
普通にご飯と呼ぶようなものばかりではなく、
くり抜いた野菜にお米の詰め物をしたり
ブドウの葉やキャベツでお米を包んだり多彩でした。
もう、ずいぶん前。
食事に招かれてある親戚の家に行った時のこと。
その家の小さな女の子が日本人が珍しかったのか
食事を前に私に話しかけてきました。
〇〇って、食べたことある?
ーーー 〇〇? 分からない、どんなの?
えーとぉ、ご飯があって、鶏が載ってる
じゃあ、✖️✖️は知ってる?
ーーー 分からない、何がはいってるの?
えーとぉ、ご飯があって、、鶏が載ってる
うーん、△△なら知ってる?
ーーー 分からない、ゴメンね、どんなの?
あのね、ご飯があって、、、鶏が載ってる、クックックックッ
全部同じ答えになってしまったのに
女の子も自分で気づいて笑い出してしまいました。
大皿のご飯の上に鶏が載っている料理は沢山あります。
お米も中粒米、長粒米と使い分けていたり、
ご飯の味付けやスパイスも色々です。
そして、一緒に炊いたり載せたりする食材も色々です。
今日はうちでイフタール。
大皿に盛ってはいませんが
「ご飯があって鶏が載ってる」料理、
親子丼でした。