夏休みで思い出したこと
「 規則正しい生活は有効でした。」
中学生だった頃の恩師から聞いたお話です。
ボクシングの世界チャンピオンだったモハメド・アリがその強さの秘密を問われて
記者に答えたのが冒頭の言葉だったそう。
今となっては実際にどう言ったのか確かめようも無いのですが、よく覚えています。
恩師の話がその後どう展開したのかは忘れてしまいましたが、
きちんとした日常生活の大切さとか、コツコツした努力の積み重ねの力とか、
あの世界チャンピオンだって同じなのだ、という意味で話されたと思います。
夏休み、羽を伸ばしすぎている?子供たちを見ていると、
恩師の話と一緒にむかし学校で貰った「 夏休みの過ごし方 」プリントのことを思い出します。
暑さやイベントなどで生活が乱れがちだから気をつけましょうとか、
出かける時の注意などが書かれているアレです。
規則正しい生活を送るのは良いこと、
当たり前といえば当たり前。
でも実行は簡単ではない、だから繰り返しのべられるのだろう。
モハメド・アリの話もそういうふうにとらえていました。
けれども、ヨルダンでの生活で
ふと、当たり前なのかしらと疑問もわくのでした。( 続きます )