わが家の食卓 in Jordan

食材、料理を通してヨルダンでの生活をご紹介します

パン屋さんのお菓子

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日本のパン屋さんでは、色々な種類のパンが並べられ、冷蔵のケースにサンドイッチや飲み物などを置いているところもあったりします。が、クッキーなどの焼き菓子を置いているところはあまり無いのではないでしょうか。焼き菓子は専門店やケーキ屋さんのほうの商品でしょう。

ヨルダンではパン屋さんが作っている焼き菓子があります。見た目も味も様々なクッキーや、紅茶に浸しながら食べる各種のビスコッティ、デーツのあんが入ったお菓子などがそうです。
普段よく食べているピタパンなどと同じく、キロいくらの量り売りです。

写真はパン屋さんの定番 (かもしれない) お菓子です。
奥はバラーゼクという胡麻入りのカラメルがかかったビスケットで、生地の表面にしっかり焼き色がつくまで焼いてあります。
手前はグライベという独特の食感をもったビスケットです。焼き色は全くかほとんどついていません。表面は少し粉っぽいのですが油分があるので乾いた感じはなく、中の方はカリッとしています。作り方を教えてもらって挑戦してみましたがどうしても上手く出来ませんでした。生地の扱いにも焼き方にもコツがあるようです。

余談ですが。わが家の物もそうですが、家庭用オーブンは5個口のレンジ台と一体になっている比較的大型のものが多く、燃料はプロパンガスです。温度設定は火力調節のダイヤルの目盛りに頼っているのであまり細かい調整は出来ません。料理で困ることはありませんが、お菓子作りには温度計がほしいところです。オーブンレンジもありますがこちらは日本の物と同じぐらいの大きさで、大家族用としては小さいと思います。レンジは温めや解凍というのが主な役割と言えそうです。