わが家の食卓 in Jordan

食材、料理を通してヨルダンでの生活をご紹介します

ローズ 〜アーモンド〜

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春らしくなって来ました。

ーーと思う間もなくサマータイムが始まりました。
先週の金曜日から時計を1時間進め、日本との時差はマイナス6時間になりました。
日本にいる時ほどには時間を気にしない生活ですが、それでもはじめの1、2日は少し違和感があります。漠然とながら持っていた時刻の感覚がずれてしまうのです。

きょうのお題はアーモンド。
アーモンドといえば、まず思い浮かぶのは香ばしく炒ったナッツでしょう。お菓子の材料として、アーモンドプードルやアーモンドエッセンスなどもわりとよく知られているのではないでしょうか。
加工のされ方はちがっても日本で馴染みのあるアーモンドは、種の部分 、正確 には仁というところを食べて ( 使って ) いるのです。

冒頭の写真はアーモンドの果実、未熟果です。
桜に似た花のあとにできる、今の時期だけのものです。
うぶ毛のはえた皮に薄黄緑色のまだ硬い果肉、その中に白い薄皮の種があって中は透き通っています。
まだまだ熟すのに時間がかかるのでしょう、種はやわらかです。
洗ってそのまま皮ごとかじるとカリッとした歯ごたえがあります。
すこし酸っぱく、甘くなく、すっきりした味わいです。


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