わが家の食卓 in Jordan

食材、料理を通してヨルダンでの生活をご紹介します

ソラマメをシチューに

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ただいま解凍中

 

栄養価が高く、とてもとても古い時代から食されてきたというソラマメ。

各地で色々なエピソードを生んできたようです。

豆板醤の材料でもありますね。

ヨルダンでシチューにするのを知るまで、

生のソラマメは、さやごと焼いたり塩茹でにしたりして、

そのまま少しクセのある味を楽しむものだと思っていました。

 

ソラマメ。こちらではフール アハダル ( 緑のソラマメ ) と呼んでいます。

日本で売られているものよりは小ぶりで

割と若い状態で収穫されているらしく、

皆さん、さやごと料理に使っています。

さやは柔らかく内側の白いフワフワも少なく気になりません。

炒め煮のような料理も見たことがありますが

シチューにすることが多いようです。

今日は下ごしらえ後、冷凍保存していたものを使いました。

若い分さやはアクが強いのか、そのままにしておくと

擦れたところや切り口はすぐに黒くなってしまいます。

下ゆでしてしまえば

調理後に渋みなどが残ることはありません。

今日のシチューはヨーグルトベースの味付けです。

 

熟したフールは茶色くなりますが、

ただ、フールと呼ばれ豆の部分だけを使っています。

柔らかく茹でたものを野菜と合わせてディップにしたものは、

ラマダン期間中によく食べられる料理です。