わが家の食卓 in Jordan

食材、料理を通してヨルダンでの生活をご紹介します

塩味のお菓子が食べたくて ねじり棒のソルトパイ

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ヨルダンには甘いお菓子が沢山あるのですが、時には甘くないお菓子も欲しくなります。シロップたっぷりのお菓子ばかりでなく、シンプルな堅焼きのビスケットやビターチョコなどもありますが、それでもやっぱり甘いことに変わりはなく。

子どもに人気のあるチップスやポップコーン、種類の多いミックスナッツ、、、

塩気のあるもの何か他にないかしら、というわけでソルトパイを作りました。ヨルダン風でも何でもありませんが。

 

パイ生地作りはバターをベタつかせないように作業をする必要があるので冬向きです。ヨルダンのバターは多分発酵バターで基本的に無塩、お店では冷凍庫に並んでいることが多いようです。材料はバターの他は小麦粉と塩、水だけです。元は全粒粉で作るレシピだったのを、いつでも手に入る「all porpose 」の小麦粉で作っています。日本でいう中力粉に近いのかしらと思っています。

 

バターを粉に揉み込んでから少量の水でまとめてねかせる、打ち粉をしながらのばして畳んで層を作りねかせる、もう一度のばして畳んで層を作り寝かせる。最後にまたのばしてリボン状に切り分け、ねじって天板に並べて焼く。バターの香りがたって薄く色づいたら焼き上がり。特別な材料も道具も要らないお菓子です。ただ、何度も生地をねかせるなど一気に出来ないので少し面倒です。日本にいる時にはまず作りません。パイシートがあれば簡単ですが。

 

こちらで市販されているお菓子には色々なパイ生地のお菓子がありますが、シロップをかけるのに合わせているのか、食感や仕上がり、作りかたも全然違うようです。

今回のソルトパイ、シロップなし砂糖なしの塩味といっても、バターはたっぷりなのでカロリーは高いに違いありません。