わが家の食卓 in Jordan

食材、料理を通してヨルダンでの生活をご紹介します

シロップたっぷりなのにカリカリ、キャラビージュ

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あまりいい写真が撮れませんでしたが、

今日はヨルダン風?チュロスとでも言えそうなお菓子をご紹介します。

 

近くのお店でもとめたキャラビージュ。見た目はほとんど真っ直ぐなチュロスですが、結構長くて30cm 近くあります。包装を見てもわかる通り手軽なおやつという感じで、8本1ディナール ( 160円ぐらい ) でした。

噛むと滴り落ちるくらいシロップがたっぷり染み込ませてあるのに、揚げ菓子ならではの表面カリカリの食感や風味が豊かです。シロップは少し苦手という家族も手をのばします。

たぶん、小麦粉を熱湯で練っている事、卵が多く入っている事でこの食感や風味が生まれているのだと思います。小麦粉も強力粉を入れているかもしれません。チュロスのように星型の口金から絞り出した形なので生地は硬めでしょう。家で作るのは少し大変そうです。

同じシロップ漬けの揚げ菓子で、大きな揚げ玉のようなふわっと軽めのアワーメ ( アラビア語で ” 浮き ” ) というお菓子もあります。こちらの生地は水練りで柔らかめ、卵は入りません。見た目もちょっと丸く可愛らしい感じです。シロップにローズウォーターなどで香りをつけることも多いです。揚げ物なので色々注意が必要ですが、わが家でも何回か作りました。

手軽なおやつと思っていても、甘いお菓子の後はゆっくり紅茶など飲みたくなるのでした。