バスマティ ライス
ヨルダンに戻ってなにが違うかというと、やっぱりお米です、お米が違うんです。
そこで今日はお米のお話を。
日本のお米は、白飯で食べるのを前提として作られ改良されていると思います。
日本で好まれている粘り気の強いお米は、世界的に見れば少数派なのです。
〜と言いつつ、
ヨルダンでたくさん売られていてマンサフやマクルーバなどにも使われているのは、
意外にもカリフォルニア米です。わが家でも常備しています。
日本のお米と同じジャポニカ米という品種ですが、日本のお米のほとんどが短粒米なのに対し、
こちらは中粒米で、水分を多く吸収すると少し細長い感じになります。
ヨルダンでは特別に味付けしない時でも、塩と油を入れて炊いているようです。
そしてもう一つ、
よく売られていてスパイシーな炊き込みご飯などに使われているのが写真のバスマティライスです。
ヨルダンの家庭ではこちらも常備されているのではないかと思います。
インディカ米という品種でパラパラっとしたご飯になる長粒米です。
特徴ある香りのお米で、バスマティとは、まさに「香り」という意味のヒンディー語だそうです。
先日ご紹介した機内食でも使われていました。
エスニックな炊き込みご飯や炒飯などパラパラの仕上がりにしたい料理ばかりでなく、
カレーやスープかけご飯など水分の多い料理に合わせるのもおすすめで、
スープやたれでベタつくご飯が苦手な方には、ぜひ試して欲しいお米です。
このお米、布製の手提げ袋という包装で売られているのをよく見かけます。
かわいいけれど何故?